女の中の女!
三食ヒルネつきのためにほくろ 除去して結婚(つまり正当なセックス)する女性より、はるかに格が上なのです。
お大尽が全財産を犠牲にしても買いたいと思うほどの女性。
数十年コツコツとためた貯えを、おいらんとのたった一夜のために、すべて投げ売った男だってたくさんいるはずです。
姿かたちが美しいのはもちろんだけれど、見かけだけではおいらんにはなれない。
なにしろ、何百、何千人と遊女のいる廓の中で、「太夫」(いわゆる「おいらん」)と呼ばれるエリートは十人から二十人だけ。
歌舞音曲、茶道、華道、書道などの「女のたしなみ」のほかに、囲碁もできれば、俳句や和歌も詠む、『源氏物語』などの古典も修めているという博識多才ぶり。
貴族や大名、大商人などの相手をつとめるためには、あらゆる趣味・教養に通じていなければいけない。